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少しタガのはずれた絵日記


by oka002
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バースデイディナー

フラワーフェスティバルが昨日お開きになったのを狙ったかのようにピンポイント式の雨が降る今日の午後、姉一家が家に訪ねてきました。
折もよく今日は父親の誕生日。ここでもたびたびご紹介する地元の名店にてディナーパーティを急遽開催することにいたしました。

まずメニューから前菜を3種類注文。
最初に出て来たのは「生ハムと野菜のサラダ」。
レタスと香草、ハムの塩味と風味絶佳なドレッシングが奏でるハーモニー。
葉物の艶やかな緑も麗しい逸品でしたよ。バースデイディナー_a0063926_21434098.jpg余りの見事さに一同不覚にもいち早く食べてしまったので写真はなし。
そうそう、トマトも入っていたので小さい姪は最初嫌がっていたのですが、周りが美味しそうに食べるのを見てつい自分も口にしてました。
感想を聞いたら「美味しい」と言っていましたので、もしかするとトマト嫌いが克服できたかもしれません。

続いて登場したのはおなじみ「鴨肉のカルパッチョ」(写真)。
もはや説明不要の美味しさです。
オリーブオイルを付けていただく絶品自家製パンも健在。
本日は「セモリナ粉のパン」でした。



バースデイディナー_a0063926_21441535.jpg前菜のトリは「帆立のガーリックソース焼き」。
熱々の帆立を頬張った途端、肉汁の風味とガーリックの香りが口いっぱいに広がる。
「……!!!」と思わず無言でヘッドバンギングしてしまいます。ううう美味い!


バースデイディナー_a0063926_21493984.jpg続いて次に控えしはピッツァ。
「フレッシュトマトのピッツァ」をオーダーしました。
新鮮なトマトの果肉と果汁、これにチーズが絡んで…幸せだなぁ…(陶酔)。
ピッツァもお店によって作り方はいろいろですが、こちらのは端が多少ボリュームありげに見えて実は薄め。いくらでもいけそうです(いくらでもいってどうする)。

バースデイディナー_a0063926_2221059.jpg続いて一気に2種のパスタへと突き進む。
「カルボナーラ」と「ウニの和風ソース」の二段構えです。
姪たちがメニューを見るや異口同音に唱える「かるぼなーら」。
何かの呪文のように人を捕らえて離さぬ魔力が名前に秘められているように思います。

バースデイディナー_a0063926_2283499.jpgウニも然り。容赦なく盛られた海苔の陰には何の断りもなく帆立と茄子も潜んで妖しく手招きする。
危険かつ狡猾な一皿です。
↑危険て何だ?太る危険か?

バースデイディナー_a0063926_22143433.jpgさて、当初はここでドルチェに移る予定だったのですが
「何かちょっと物足りないねぇ」という母の一声でさらに2品が追加されることに。
まず一品は「ベーコンのピッツァ」。
少し大きめに切ったベーコンの脂とチーズの風味が溶け合い口から鼻へと抜ける感じがたまりません。

バースデイディナー_a0063926_22265396.jpgそして大トリを務めますのは「手長海老のトマトクリームパスタ」。
大皿に盛られたこの麗容、まずはとっくりとご覧あれ。
この逸品がテーブルに着座するが早いか、おもわず「ハハア~」と平伏したくなります。
ソースにも海老のエキスがしっかり溶け出し滑らかな舌触り。パスタにたっぷり絡めていただくと、そのまま昇天しそうな美味でございます。恐れ入りました。

バースデイディナー_a0063926_2227142.jpg泣いても笑ってもこれが最後、のドルチェ。
姉たちはパンナコッタを、私らはチョコレートケーキをいただきました。
このケーキがまた重厚な味わいで、コーヒーによく合う。
最初から最後まで美味しくいただき、家族で誕生祝もできて大慶至極。全員がお腹いっぱいの幸福に包まれてそれぞれ家路につきました。
by oka002 | 2006-05-06 22:29 | 美味礼賛