やはり凄かった「リバーダンス」
2005年 11月 27日
地震が三日ぐらい収まらないのではないかと思いました。
一斉に足を踏み鳴らす驟雨のような轟き。
優雅にまた荒々しく舞う、鍛え抜かれたダンサーの動きに息を呑む。
「人体とはここまで自在に操れるものか」と驚嘆しました。
隊列を組み、組んでは解いての群舞は妖精たちの祭りを思わせ
妖艶な美女が男を翻弄する舞いに、不思議とどこかで見たような懐かしさを覚える。
イーリアンパイプが憂いを帯びてうなり、
バイオリンがうきうきと、あるいは切々と歌い
ドラムの響きが内臓まで震わせます。
もちろんここではダンサーも楽器の一つとして、主旋律を奏でます。
美しい歌と音楽、そして絶妙なダンスを堪能しました。
私の拙い筆では到底書き表せませんが
ありとある芸術の原点を見たような気がします。
ダンサーの動きに合わせて観客の体と魂も躍動する素晴らしい舞台でした。
…鑑賞中に頭痛が起きなかったのは、この震動で血行がよくなったからかも…
↑「セロ弾きのゴーシュ」ニ出テクル動物カイ??(; ゚д゚)ポカーン
(追記)忘れないうちに書いておきますと、私が見たときの男性第一舞踊手は
「ロビンフッド」のときのクリスチャン・スレーターにちょっと似てました。
by oka002
| 2005-11-27 10:48
| 世界は舞台 人生は花道