少しタガのはずれた絵日記


by oka002
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【動画】アマテラス

前の記事に非公開でコメントをお寄せくださった方へ。
突然のお申し出に仰天するあまり、誤ってコメントを消してしまいました。
まことに申し訳ありませんでした。

NHKで放映された「鼓童 meets 玉三郎―アマテラス―」をご覧になりたいとのことで拙ブログをお訪ねいただき恐れ入ります。
幸いにもどなたかWebに公開されていた動画を見つけましたので、とりあえずここにアップしておきます。冒頭の10分間だけで恐縮ですがお楽しみください。(もし既にご覧でしたらすみません)

アマテラス

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by oka002 | 2010-09-24 00:01 | 世界は舞台 人生は花道 | Trackback | Comments(0)
a0063926_21555178.jpg神楽なんてのは全国どこでも神社で奉納されていて、有名な地域もあちこちあるようですが。
石見地方(島根県)で栄えた『石見神楽』もその一つです。
その余薫は安芸地方(広島県)にも伝わりまして、西中国山地一帯にいくつもの神楽団が活躍しているわけです。
各地の神社のお祭りに呼ばれて演舞するのは勿論、今は地域のイベントにもたびたび登場しますし、神楽を常時見られる温泉宿泊施設もあるようです。
それら沢山ある神楽団が一同に会する「RCC早春神楽共演大会」が年に一度、2月に開催されます。
今日はこれを観に、朝早くから父親を乗せて広島厚生年金会館まで走りましたよ。(ちなみに上の絵は『大江山』の酒天童子とその眷属)

父も田舎の人で、子供の頃はお宮で神楽を見ていたこともあったそうなので、気晴らしがてら昔のことでも思い出してみては…と母が気を遣って行かせたのです。つまるところ、ほとんどリハビリみたいなものです。

我が家の事情はともかくとして、出演する神楽団はいずれも名の通ったところばかり。
実際に見るとやっぱり巧いなと思います。それに、場慣れしているだけあってこういう劇場で「見せる」技も心得ている。すばらしく面白いです。
豪華な衣装を着た舞手がゆったりと優雅な所作を見せ、あるいは急速に荒々しく舞台を旋回する様は目も彩な見事さです。
演目には鬼退治の場面が多いですが、衣装に細工がしてあって合戦の段になると一瞬で甲冑のような形に変わります。歌舞伎だと『ぶっ返り』と言うんだったかな?これがとても巧いので、いつの間に変わったんだかわからないくらいです。
いわゆる「殺生石伝説」を取り扱った『悪狐伝』では、妖狐役の舞手が初め美女の顔をして出てきますが、ちょっと袖を動かすだけで鬼女の面になり、さらに2人一役を上手に交代して狐に変化する有様を表現していました。『塵倫』は大鬼役の所作が実に巧かった。迫真の演技で最後まで観客を沸かせました。
また厳かな舞の合間にコミカルな会話(広島弁!)を挟んでみたり、いきなり観客席から現れて餅撒きを始め、舞台でもアドリブ連発で笑いを取る人も。
劇場用にいくらか洗練されているとはいってもそこは地方色豊かな神楽、歌舞伎とは少し違った野性味があるのがまたよい。
当然ながら囃方の奏する楽も大事な要素です。太鼓と鉦、笛の簡素ながら力強い響きはどこもよかったけど、とりわけ『悪狐伝』を奏した大塚神楽団は笛方の女の子が抜群に巧いと思いました。こんな風に吹けたらいいなぁ…と羨ましくなりました。

満場の観客も熱烈な神楽ファンが大勢、中には特定の神楽団のご贔屓もいると見ました。
演舞の合間に掛け声が掛かるのはまあいいとして、口笛まで出るのはどうよ…?どうやら外国人の方も観に来られていたようです。
a0063926_23173522.jpgロビーではお弁当の他、神楽団がある地域の名産品が販売され、大勢の観客が買い求め美味しそうに食べていました。神楽に用いるお面や杖(レプリカ?)、扇子も。今日の大会のDVDの予約販売までしているのに至っては、天晴れ商魂と感心させられました。
←本日の戦果、笛袋(2本入り)

ともかくもいろんな方に観ていただきたい楽しいイベントでしたよ。ただ実を言うと私たち親子は半分しか観ておりません。何しろ演目は都合10題。そのひとつひとつが1時間ぐらいあるのですから、最後までいたら夜に掛かってしまいます。よって第二部が終わった2時30分頃に、あと5演目残して帰路に着きました。

よろしかったらこちらも是非ご参照ください。
神楽ルネサンス(中国新聞特集)
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by oka002 | 2007-02-25 23:19 | 世界は舞台 人生は花道 | Trackback | Comments(0)

スタンバイOK

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『芸術劇場』 1月 28日 22:00~0:15 NHK教育テレビ

【演目】
●歌舞伎「籠釣瓶花街酔醒」
<出 演> 佐野次郎左衛門・・・中村吉右衛門
兵庫屋八ッ橋 ・・・中村福助
繁山栄之丞  ・・・中村梅玉
立花屋長兵衛 ・・・松本幸四郎  ほか
<収 録> 平成18年9月歌舞伎座

●舞踊「玉屋」
<出 演> 坂東三津五郎
小鼓  ・・・田中傳左衛門
<収 録> 平成18年2月国立劇場・日本舞踊協会公演

※それぞれ主演の中村吉右衛門丈および坂東三津五郎丈のインタビューもあるそうです。
録画するのみならず、後から必ず見ます。きっと…多分…いやいや絶対に。
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by oka002 | 2007-01-28 21:58 | 世界は舞台 人生は花道 | Trackback | Comments(0)

不覚なり

見る機会は未来永劫ないと思って諦めていました。
いつの間にやらDVDになって発売されていたとは。

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心中天網島』 (1969年)

監督:篠田正浩
出演:中村吉右衛門 岩下志麻 ほか

原作はいわずと知れた近松門左衛門の傑作です。
初めてこの作品に触れたのは堀江卓先生の劇画でした。
一見して物凄い衝撃を受け、しかしその世界に魅了されてしまいました。
これがきっかけで近松の原作を読み始め、機会があれば歌舞伎や文楽も(主にテレビで)観賞するようになったのです。
心中天網島(コミグラフィック日本の古典13)』の著者紹介によれば堀江先生は映画通だそうで、明らかに映画を意識したらしい凄愴美に満ちた場面も描かれています。

ちなみに映画のヒロイン役は岩下志麻さんが務めておられますが、堀江版の絵だとある時は池上希美子、ある時はテレサ・テンに見(強制終了)
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by oka002 | 2006-10-27 21:37 | 世界は舞台 人生は花道 | Trackback | Comments(0)
昨夜のテレビ放送を録画したものを、たった今見終えたところです。
いや、とてもよかったですよ。
打楽器はあらゆる楽器の中でも最も原始的な種類だと思うのですが、それだけに魂の一番奥深いところを揺さぶられます。
この舞台も通しで見ながら、打楽器の響きに合わせて思わず拍子をとってました。

玉三郎さんはもちろん素晴らしい女形で大好き。
鼓童も今までまともに聴いたことはなかったのですが、ほのかに見聞くところでは迫力のある演奏でいつかじっくり鑑賞できればと願っていたところなのです。
それが今回は玉三郎さんと鼓童の共演という、一粒で二度美味しい企画。
岩戸隠れしたアマテラスを呼び戻すため、神々が酒宴を催し様々の楽を奏します。
太鼓や鉦、笛を賑やかに奏で、アメノウズメは激しく舞い踊ります。騒動を不審に思ってアマテラスが岩戸を少し開け、他の神に連れ出される有名なお話。

この番組は「アマテラス」という舞台のメイキングからドキュメンタリー形式で紹介されててなかなか興味深い。
使われる楽器から奏法、演出などいろいろな工夫が知られて面白いです。
初めて見て驚いたのですが、「鼓童」というからには太鼓だけだと思っていたのに、実にいろんな楽器を使っているのですね。
大小の太鼓のほか、鉦や木魚、鈴、琴。それに見たこともない鳴り物がたくさん出て来ます。私の耳にも馴染んだ篠笛があったのは何より嬉しい。この笛は舞台でも大活躍しました。
玉三郎扮するアマテラスが岩戸を出、神々が歓喜の楽を奏して踊るクライマックス。
観客もそれぞれが八百万の神の一人になって、ともに女神の帰還を喜んでいるような一体感を味わえました。
神代の物語に、原初の響きを持つ打楽器はとてもよく似合います。
素晴らしかったです。
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by oka002 | 2006-07-24 23:36 | 世界は舞台 人生は花道 | Trackback | Comments(0)

ドラマチック広島語講座

小学校などは今週から既に夏休みだそうで、それぞれご家庭ごとに楽しい思い出作りをしようとしていると思います。
ご訪問の皆様にお尋ねしますが、夏にこれだけはという恒例の、あるいは取って置きのイベントはあるでしょうか?
海外旅行?花火大会?あるいは野外コンサートとか?
私の場合ですとこれが「芝居見物」になります。
例年8月に歌舞伎座で行われる「八月納涼歌舞伎」を見に上京する、というのがお定まりのパターンなのです。
いつだったか、東京到着当日に帝国劇場で「レ・ミゼラブル」の昼公演、翌日に「納涼歌舞伎」という、私としては信じがたい強行軍を行ったこともありますが。
ただし今年は行けるかどうか微妙。
何しろ6月に不幸があったばかりで、少なくとも盆明けまではバタバタとそれ系のイベントが続くでしょうから。
今もって観劇チケットも買っていなければ、飛行機その他の手配もしておりません。
最近じゃなんか惰性で行ってるような気もしたりする観劇旅行ですが、なんだかんだ言っても行けば必ず楽しめるところを見ると、私にはいいリフレッシュになっているのですね。
また行けたらいいな…別に八月でなくってもいいや、見たい芝居がかかれば。

ドラマチック広島語講座を受講する
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by oka002 | 2006-07-22 21:47 | FAXのある風景 | Trackback | Comments(8)
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駄目出しの一枚です。アップロードしてみて初めてわかりました。
体に比べて頭が大きすぎだよorz

ロシアの名花、リュドミーラには、近隣諸国から大勢の求婚者が殺到しました。
ラトミールもその一人で、ハザールの王子です。「ハザール」とは何ぞやというと、

ハザール人。4~10世紀に南ロシアに住んだチュルク系遊牧民族
(『岩波ロシア語辞典』より)

つまり今でいうトルコ人のご先祖様にあたる部族の一つといったところでしょうか。
冒頭、リュドミーラに求婚に訪れるキエフ城の場では、豪奢なカフタン(前で重ねる上着)に提灯型のズボンと、明らかにトルコ風の衣装をまとっています。
とにかくルスランやリュドミーラとは民族的にも、おそらく宗旨も違います。
またかなり裕福らしく、彼専用のハーレムまで持っているという人です。
それでもなお飽き足らず、リュドミーラまで欲しがる…
この人、他の男性に比べて何だか見た目に線が細いし、声も高いような気がすると思ったら何と女性歌手でしたよ。演ずるはラリーサ・ジャチコワさん。

さて、この出で立ちは魔法使いにさらわれたリュドミーラを救出すべく旅をしている場面で、敵襲に備え武装しています。
右手には兜、胸当てに手甲もつけ、腰には半月刀。
燃えるような緋色の戦袍は、広く長い吊り袖がついています。←ここ重要
翻る緋色の袖が、夜という設定の青暗い舞台で実に映えるのです。

一人旅を続けるラトミールの前にハーレムの女性たちの幻が現れます。
これも後から魔女の仕掛けた罠と判明するのですが…
ハーレムの女性に扮した大勢のバレリーナが軽やかに、そしてあでやかに舞う。
ラトミールでなくても幻惑されそうです。
どれくらい美しいか到底書き表せません。百聞は一見に如かずということで。
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by oka002 | 2006-07-03 23:58 | 戯れ絵 | Trackback | Comments(2)
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比類ない勇者のはずなのに、個性的なキャラクターが他に何人も出てくるため、
なんとな~く影が薄いように見える気の毒な主人公。
ヒロインのリュドミーラだけではやはり片手落ちということで描いてみました。
例によって絵はテキトーです。あくまで「こんな感じ」といったところで。

先にお話した録画では、ウラジーミル・オグノヴェンコさんという方が歌っておられます。
大柄な体つきと愁いを帯びた端正な顔立ちで、いかにも古代の英雄然としてる。
声楽に詳しくないので不明ながら、声域はかなり低くてバスじゃないかと思います。


こういう大人の男性を描くとわかりますが、故・横山光輝先生に相当影響されてますね。
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by oka002 | 2006-06-29 14:44 | 戯れ絵 | Trackback | Comments(5)
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ワールドカップの日本対クロアチア戦は、結局引き分けでしたね。
あとは世界王者のブラジルに大勝するしかないという恐れ多い事態ですが、こうなったら精一杯力を出し切っていただきたいです。さて

今日は柄にもなくオペラの話題。
遠い昔にNHKの番組を録画しておいたのを久々に見て、うろ覚えで描いてみました。
タイトルでお分かりのようにロシアの伝説が下敷きになったお話です。
勇士と美しいお姫様、この二人に恋敵やら善悪の魔法使いなどが絡むメルヘンです。
一応原作はプーシキン。これにグリンカが曲をつけました。

さて、この絵のモデルはヒロインのリュドミーラ姫。
番組ではアンナ・ネトレプコさんという方がこの役を務めました。
実に可憐で愛らしく、ちょっと気の強いお姫様を好演していましたよ。
ルスランと結婚後は旦那を尻に敷きそうなくらい
当然のことながら、本物はこんな程度ではありません。はるかに美しいです。

このオペラで気に入ってるのは、ロシアの民族衣装が始終見られること。
特にリュドミーラのは典型的な若い女性のスタイルで可愛い。
エプロン型のスカートは「サラファン」。
頭には長いベールと「ココシニク」といわれる冠をつけます。
襟元もきっちり詰まっているし、全体にゆったりしていて体の線をはっきり見せない。
かの地の人々の慎み深さが伺えて、かえって魅力的です。
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by oka002 | 2006-06-20 00:08 | 戯れ絵 | Trackback | Comments(0)
昨日のニュースで吹っ飛びました。
ローリング・ストーンズのギタリスト(だっけか?)、キース・リチャーズさんが、椰子の木から落ちて脳震盪を起こし一時病院に運ばれたとか。
この方今おいくつか存じませんが、同じバンドの「顔」であるミック・ジャガーさんが確か御年62歳と伺っていますから(違っていたらすみません)そう大差はないと想像されます。
一報を聞いてまず「元気な中高年じゃのう…」と思った私は一体。

そういえばこの方々も、ジャガーさんと同年代なのでは?

片岡仁左衛門(昭和19年生まれ)
中村吉右衛門(同上)

このお二人と中村富十郎さんが出演したNHK「芸術劇場」を日曜の夜に録画しました。
演目は次の通りです。

『熊谷陣屋』 熊谷直実:仁左衛門 女房相模:雀右衛門 藤の方:秀太郎 ほか
『雨の五郎』 曽我五郎:吉右衛門
『うかれ坊主』 願人坊主:富十郎

…まだ全部見切れてないんですが…今日の段階でまだ『熊谷』の大詰に至ってません。
見終わったらそのうち感想も書こうかと思っています。
ただ、今時点ですでに思うところあり。
『熊谷』に登場する二人の母(相模と藤の方)の悲嘆にイラクが重なりました。

タイトルはそれぞれ仁左衛門、吉右衛門、富十郎の屋号です。
なんでわざわざ書き付けたか?すぐ忘れてしまうからですよ(笑)。
覚えたからといって、どうすると言ったものでもありませんが。
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by oka002 | 2006-05-02 22:15 | 世界は舞台 人生は花道 | Trackback | Comments(0)