少しタガのはずれた絵日記


by oka002
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プライドと偏見

往古の装いした人と瀟洒な建物、そして壮大な自然がやさしい色彩で織り成す
美しい時代絵巻を本日見て参りました。
前に見たコリン・ファース主演(?)のドラマ版が大変よかったので
映画のほうは見劣りするんじゃないかと密かに危惧していましたが
なかなかどうしてこちらも素晴らしい出来でしたよ。
ドラマ版を見ているせいでどうしても比較してしまうし、お話の筋も分かっているのですが
本作についてはそれもまたいいかなと思います。
浮沈はあってもハッピーエンドだと分かっている、この安心感は昨今むしろ貴重かと。



『ラブアク』以来久方ぶりで見たウニバーサル&ワーキングタイトルのロゴ映像に続き
女主人公のエリザベスが現れます。ここでまず思ったのは
キーラ・ナイトレイの首は細長くて羨ましい
ドラマではジェニファー・エール(「イーリー」と読むんだという人もありますが本当のところどうなんでしょうね)が務め、なんと美しい人だろうと感嘆したものです。
今回のキーラ・ナイトレイは利発さよりは愛らしさが前面に出た感じもしますがこれはこれでまた魅力的。
大きな輝く目も生き生きと表情豊かに、無邪気な笑顔で画面を明るくしてくれました。

お相手のダーシー(マシュー・マクファディン)も健闘してたと思います。
コリン・ファースの後でさぞ重圧だったことでしょうが(きっと比べてた人は多いはず)。
上映開始から間なしに舞踏会の場面があり、英国のカントリーダンスをじっくり楽しめます。
「これこれ、このダンスが見たかったのよ」とすっかり嬉しくなってしまいました。
『ハリポタ』の中途半端なダンスシーンに不満をかこっていた身には心洗われる気持ちです。
主役の二人はダンスしながら話もするんですね。
あんな大勢が入り乱れて踊ってるのによく聞き取れるなと思いますが。
詮無いことながら、ダンブルドア先生とマクゴナガル先生にも踊りながら何か言って欲しかったですよ。
「ミネルバ、今宵はまた一段と美しいの」
「あなたのためでしてよ、アルバス」とかなんとか←待て

つい与太話モードに入りかけました。本筋に戻ります。
旧作のジェーン(女優さんのお名前は失念しました)は一目見て「ギリシャ彫刻のようだ」と思ったほどの美形でした。
変わって今回のロザムンド・パイクさんはむしろ親しみの持てる美しさの持ち主。
毎回賑やかでコミカルなお母上は作品に強いアクセントをつけてくれます。
これにつきいつも思うのはこの人って私の母親そのものだよ…
人に話させず自分の言いたい放題しゃべりまくるところなんか、まさに。
言ってみればどこの世界にもいるタイプなわけですね、と妙に感心。
ドナルド・サザーランド親父どんも、これまであまり気をつけて見なかった人ですがさすが!の貫禄です。
終始淡々とした素振りだったのがラストシーンで一変、娘の結婚を心底喜ぶ父の顔に。
「私は暇だよ」とつぶやく、嬉しさと寂しさをにじませた幕切れが鮮やかでした。
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◎日時  1月14(土) 19:05~ ◎場所  新宿スカラ座3 ◎内容  公式URLのHPに書いてあるのでそちらをみてください。 ◎感想  タイトルどおり「プライド」と「偏見」というキーワードがからんだ男女の恋物語です。「プライド」、辞書で調べると誇り、自尊心、自負心ということ。これは持つことは悪くないとは思うけどあまりに高すぎると周囲からは良くないように見えるため難しい部分があります。「偏見」、偏った見方をするということ、これも自分の思いこみなので間違った方向に行くととん...... more
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Commented by shougun56 at 2006-01-15 23:23
ドナルド翁、気をつけて見てあげてください(/_<。)
出演作がものすごく多くてたいへんですが‥‥。
Commented by oka002 at 2006-01-16 21:08
14日に公開したばかりとも知らず見に行った抜け作です。
このままですと『ヴェニスの商人』見逃す危険が出てきました。
サザーランドさん、お名前はかねて伺っていたものの
実を言うと意識して見たのは今回初めてだったんですよ。
鋭い眼光に精悍なお顔立ちで、時代物がとてもお似合いですね。
これからは折々にチェックさせてもらいます。
yu-koさんの覚書には今後も多大なお世話になりそうです。
Commented by ヤノ at 2006-01-17 12:39 x
okaさん、こんばんは。
映画、プライド~を観てこられたんですね。うらやましいです。
ところでドラマ版の長女さん、どっかで見たことある顔だな・・・とずっと悩んでいたんです ←そんなことで悩むな。

で、okaさんの記事を見てすっきりしました。
ギリシャ彫刻で見たことがあったんですね、、、、、。
ありがとうございます。
Commented by oka002 at 2006-01-17 20:52
ただの『プライド』っていう名前の映画(ドラマ?)もあったような気がしますね。
なにしろ世間のことに疎いもので…
『プライドと偏見』面白かったですよ。
私はダンスが大好きなので、舞踏会のシーンだけでも楽しめました。
英国カントリーダンス・ハラショー!←ナゼニロシア語!?(; ゚д゚)
いい気晴らしになりますから是非どうぞ。
Commented by shougun56 at 2006-01-19 14:46
見てきました〜
私もトラックバックさせてもらいます〜〜〜m(_ _;)m
Commented by oka002 at 2006-01-19 20:35
早速拝読しましたよ。
たしかに、末娘のこととかいろいろスッキリしないところはありましたね~。
でも江戸時代の日本でさえ「姦夫姦婦を重ねて四つ切」にするのは武家社会だけで
庶民はお金を積んで示談してたらしいから(←杉浦日向子先生によると)
洋の東西を問わずどこでもそういった問題には手を焼いてたことが分かりますね(苦笑)。
それにしても、家人が皆寝静まった夜中に公爵夫人が訪ねてきたり
あるいは夜もまだ明けきらぬうち、寝巻姿で散歩したりというのはどうかと。
男性ならまだしも女性は無用心だと思うんですが…(^^;
でも全体が面白かったから許してつかわす(笑)
by oka002 | 2006-01-15 22:40 | 世界は舞台 人生は花道 | Trackback(5) | Comments(6)